お役立ち留学ガイド

留学をするには、まず何から始めて、何に注意したらいいんだろう?
ここでは留学に必要な知識・しなければならない事を学べます。

留学目的・プラン

留学したい!海外で生活してみたい!でもどんな国にどんな留学をしたらいいか分からない方は、このページを読んで自分のスタイルに合った留学プランをイメージしましょう。

留学目的・プランをイメージしよう

  • 語学留学 …その国の言葉を学ぶために留学するタイプ
  • 専門留学 …専門的で実務的な勉強のために留学するタイプ
  • ワーキングホリデー …1年間 働く・学ぶ・遊ぶタイプ
  • 大学・高校留学 …海外の学校を卒業するために留学するタイプ
  • インターンシップ …海外の企業や各種団体で実施研修するタイプ
  • 趣味留学 …自分の趣味を生かして留学するタイプ

例えばA子さんの場合・・・

留学 30歳を目前にひかえ、今一度自分を見つめ直した時にこのまま仕事を続けても変化のない生活の繰り返しだし、何か自分でもう一度打ち込むものがほしいと思ったときに、一番に浮かんできたのが「英会話」をマスターしたいということだった。そのためには実際海外へ行って勉強するのが一番いいと思い留学を考えた。端的に言えば、英会話をある程度マスターして、プラスアルファとして現地生活を充実させて何か達成感をもって日本へ帰るのが目的です。
ニュージーランド(第二希望はイギリス)
滞在都市 都市郊外か地方都市(田舎でもいいけど交通の便利なところ)
期間 全6ヶ月希望
できれば3ヶ月は語学留学、2ヶ月をプラスアルファー、1ヶ月は旅行と考えています。
出発日 11月以降
予算 100万円位
留学コース できれば一般英語+日本語教師アシスタント(他におすすめのものがあれば…)
学校タイプ 日本人の少ない学校ならどこでもよい
学校の特徴 インターンシップに興味があります。(英語力の問題が…)
滞在方法 ホームスティを希望
英語力をつけれる滞在方法にしたいです。
その他 日本人が少ないところを希望します。学校規模については大きくても小さくてもいいけれど、レベル分けの少ないところになると、自分の語学力に合ったクラスに入れるかどうか心配です。1クラスだいたい何人なのかわかりませんが…。
優先順位
  • 英語力をつけること
  • プラスアルファ
  • 100万円位の予算であること
  • 半年間は滞在したい。

これらの条件がもし充たされるなら滞在国や滞在場所が田舎でもいいかなぁと考えています。
予算は少ないし、条件が多いので大変申し訳ありませんがプランをよろしくお願いいたします。できれば日本語教師アシスタントに挑戦してみたいのですが、実際、日本語教師アシスタントの現状が全く分からないので、他に何かプラスアルファできるものがあれば教えてください。

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留学先選びのポイント

国や都市のイメージだけで決定するのは良くありません。
学校の設備や内容だけで決定する事も良くありません。
留学先があなたに合った生活環境かどうかを見極める事が大切です。
そのためには、正しい現地生活情報を事前に知ることが大切です。

滞在費

滞在費

アルバイト

アルバイト

日本人比率

日本人比率

地域「あなたは都会派? 田舎派?」

地域「あなたは都会派? 田舎派?」

治安

テレビなどのイメージでその国、その都市をとらえていませんか?
『ニュージーランドは安全、アメリカは危険』『田舎は安全、都会は危険』などのようなイメージで留学先を選ばれる方も多いはずです。これは、間違いではありませんが海外の大都会は、治安の悪い場所、よい場所という区分がはっきりしていますので、事前に情報を入手し近づかなければ問題ありません。逆に田舎の犯罪件数は都会に比べ少なくなりますが、区分がないので気をつけなければなりません。

参考図書:
1.『地球の暮らし方(ダイヤモンド社)』
2.『○○○○便利帳(山と渓谷社)』

教育制度

教育制度

語学留学生の国籍

語学留学生の国籍 語学留学生の国籍

主な留学先

アメリカ
古くから移民や留学生を積極的に受け入れてきた歴史を持つアメリカ。そのオープンな国民性は留学生に人気が高く、アメリカは常に留学先人気ナンバー1のレギュラー国です。
英語力を十分に備えていない人のためのサポート体制やオリジナリティあふれるプログラムも数多く用意されており、留学初心者でも存分にアメリカ生活が満喫できます。大学の施設や設備を使った国際交流やサークル活動も盛んです。
カナダ
最近留学先として特に人気の高いカナダ。治安がよく物価も安い、大自然と調和した生活をおくることができる、多民族国家のため外国人に対して寛容、など人気の理由はいくつもあります。
英語とフランス語が公用語のため、英語を第二母国語として学ぶカナダ人と一緒に学習できるのもこの国ならではの魅力。雄大な自然を相手にスキーやカヌーなどのアウトドアスポーツを楽しみながら、効率よく英語を身につけることもできます。
イギリス
歴史と格調の国イギリス。英語教育においても例外ではなく、伝統と実績を誇る学校が目白押しです。会話に重点を置く授業が多く、オプションで多彩なコースも用意されています。また、課外アクティビティが充実しているのもイギリスの特長で、スポーツを楽しんだり、パーティやパブ巡り、週末には小旅行や観劇などのソーシャルプログラムを楽しみながら語学力アップが図れます。
首都のダブリンまでロンドンから空路1時間のアイルランドは、緑豊かな美しい自然と治安のよさで、近年人気上昇中。日本人も少なく、牧歌的な風土の中でじっくり学習できます。
オーストラリア
底抜けに明るいオージー気質と雄大な自然の魅力にとりつかれて留学先にする人の多いオーストラリア。日常会話には、オーストラリアン・アクセントと呼ばれる独特のクセがありますが、語学学校ではクイーンズ・イングリッシュが公用語です。
海外からの留学生を積極的に受け入れているニュージーランドでは、交通の便がよい都市部にある学校と、郊外にあり素朴でニュージーランドらしさを満喫できる学校に大別されます。そのためカリキュラムだけではなくロケーションも学校選びのポイントとなります。

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留学先での滞在形態

ホームステイ(Homestay)

現地の一般家庭に滞在し、家族の一員として生活する方法。
日本とは違う価値観の中での生活を通して正しい国際感覚を養える上、生きた英語を身につける絶好のチャンスとして必ず経験して欲しい滞在方法だが、文化や風習の違いからトラブルも多く発生しているのも現状。

注意点:文化や風習の違いからトラブルも多く発生している。お客様という意識は排除する必要がある。

寮(Dormitory)

学校独自に経営しているもの(特に大学など)と、民営のホステルと呼ばれているものを学校寮とし斡旋している(語学学校など)ものとがある。

注意点:自由な分だけ、生活が怠惰になることがある。多くの寮が留学生専用ということもあり、語学習得には不適当。2人部屋の場合は同室の人間とのトラブルが多く報告されている。

※寮滞在ご希望の方は、民営の寮(HOSTEL)が多い代表的な都市がおすすめ。
アメリカ(サンフランシスコ・ニューヨーク)
イギリス(ロンドン)

アパート(Apartment or Flat)

通常2~3人でシェア(1つの物件を共同で借りる方法で、キッチンやリビングは共同使用、部屋は各自個別使用できるタイプ)される場合が大半。

注意点:借りる際はその地域の治安を調べる。室内の設備を細かく点検する。契約書のチェックも必要。シェアメイト(共同使用する仲間)選びも慎重に!

ホテル(Hotel)

短期留学や長期留学の場合、最初の滞在先としては有効です。

ポイントはココ!

長期留学をご希望の方は、8~12週間のホームステイ後、そのファミリーが気に入れば延長手続きを、気に入らなければ、別のファミリーもしくはアパート生活に切替えられることをお奨めします。最初に申込んだ滞在料金は、基本的には戻ってこないと考えてください。

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語学学校の種類

大学・専門学校附属の語学学校(ESL・EFLなど)

附属のため本科の生徒と同じように学校の施設が使えるという利点がありますが、受講の期間が長く、しかも入学日が固定されていることが大半です。また、私立の語学学校と比べると留学生に対するサービスは大きく見劣りします。どちらかというと大学や専門学校へ進学される方向きでしょう。

私立の語学学校(アカデミック校、格安校、専門校)

独自の校舎やビルのフロアを使って運営している場合が多いですが、中には大学のキャンパス内で授業を行っている場合もあります。コースも様々で入学日、受講日数が自由に選べる場合が大半です。語学留学される方の大半がこのタイプの学校をお選びになられます。

ポイントはココ!

私立の語学学校は大きく
1.アカデミック校 2.格安校 3.専門学校の3つに分かれます。
とにかくまじめに勉強するなら「1」、値段を優先するなら「2」、専門分野を勉強するなら「3」をお奨めします。学校にはそれぞれ特長があることを認識しましょう。

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大学・短大・専門学校

留学先を決定するにはまず各国の教育システムを知ることから始まります。

アメリカ的とは?

(アメリカ カナダ西部 日本)
1~2年生は一般教養と専門科目を広く浅く勉強し、3~4年生は専門科目中心の勉強に移行します。特にアメリカの短期大学は入学基準が厳しくなく留学生にとっては入学しやすいといえます。また、卒業後は4年制大学へ移行することも可能です。
カナダの短大は入学するために高い語学力を問われることが多いので留学生には入学まで語学研修に時間がかかります。なお、アメリカ的な教育システムが確立している国どうしなら編入の際、以前取得した単位の移行が行いやすいのも特徴の一つです。

イギリス的とは?

(イギリス オーストラリア アイルランド カナダ東部 ニュージランド)
大学は専門科目を学ぶ所と位置付けているため、入学する時点で専攻する科目の基礎知識を持っている事が前提となっています。これはアメリカ的な国の高校教育制度の違いから起源しており、これらの国の高校生は卒業までの1~2年間を大学や専門学校で専攻したい分野を集中的に勉強するのです。なお、現地の生徒の多くは学術的な大学に進学される割合よりも将来の職業に役立つ公立の専門学校へ進学する割合のほうが多いのが現実です。留学生にとっても高い語学力と専門知識を要求されるため入学しづらいといえるでしょう。通常、大学の就学期間は3~4年となり、それ以前にその学科の基礎知識がない方には、さらに約1年間の予備コースの受講を求められます。

留学先選びの基本

各国の教育システムを理解した上で次に留学先選びで必要な項目は?

学びたい学科によって決定する

特に何が勉強したいのかわからない方も多いはずです。また、学びたい学科は決まっているがどの国でも学べる学科なので悩まれている、という場合は、例えば、学びたい分野がどの国の産業として国際的に評価が高いかをみればおのずと見えてくるものです。

例

それでも決められない!という方は、『アメリカ的教育システム』を行っている国の大学や短大で一般教養などを学ばれ、その期間にご自身が学びたい事をお探しになっては如何でしょうか。

入学基準と費用で決定する

入学基準で必ず問われるのが語学力です。通常、大学課程へ直接ご進学を目指されている場合はTOEFLやIELTSなどの英語能力検定試験で高得点を得なければなりません。その為の海外語学研修に費やされる時間や費用を考えると、語学力のない方には相当な期間と出費が必要となります。

上記のうち滞在費の安さと授業料の安さからみれば、ニュージーランドの大学が有望ではありますが、語学の入学基準と授業料から総合的に判断するとアメリカの2年制大学(コミュニティーカレッジ)に注目しては如何でしょう。

憧れの国で専門知識をつけ、出来れば資格をとりたい!でも…。

その1:入学するには高い語学力が必要・・・・事前の語学研修が必要
その2:ある程度、専門的な基礎知識が必要・・・・ポートフォリオ(作品提出)
その3:高い授業料・・・・特にデザイン・ファッション系

各国の得意分野を見極める!

正規留学生、進路選びのポイント

条件付入学

大学留学をされる方の80%はアメリカに行かれます。これは入学基準が低いこと、学校数が多く選択肢が幅広いこと、編入制度が充実していることが上げられますが、これは条件付入学制度が最も大きな要因と言われています。この制度はいわゆる推薦入学制度のことで、その大学と提携関係のある付属校、私立の語学学校で規定の英語レベル(レベルクラス)に達すると無条件でその大学への進学が許されます。直接入学に必要なTOEFLのスコアー、複雑な申請手続き、約一年前の願書締切に煩わされることなくスムーズに大学入学を実現することが可能となります。

現地留学アドバイザー

無数にある学校の中からあなたに最適な学校を選ぶには、残念ながら国内の情報に頼る限り限界があります。こういう状況で、最も信頼できるのが現地留学アドバイザーです。彼らは当然ながら学校の最新の状況、メリット・デメリットを十分に把握しており、あなたに的確なアドバイスをおこなってくれます。しかしすべての語学学校に優秀なアドバイザーが居るわけではありません。まず進学系の学校を選ぶこと。その中でも学校の地域、種別で得手不得手がありますのでその辺を見極めることが重要です。また目標の学校を決めかねている方はこのような学校にまず入学し、アドバイザーと相談しながら、実際にその学校を視察して決めるのもひとつの手でしょう。

編入制度

海外の大学では日本よりも編入制度が進んでいます(特にアメリカ)。ですから、最初から入学の難しい大学に入る必要はありません。例えばアメリカの場合、語学学校で数ヶ月勉強した後、入学基準の低いコミュニティ・カレッジ(TOEFL450点ぐらい)に進学し、2年卒業時に取得した単位を持って4大に簡単に編入することができます。それ以降もさらにレベルの高い一流校の修士課程に進む道も開けています。入学に一年を越える語学学習の必要な進路はドロップ・アウトの確率が非常に高いのが実状です。この制度を最大限に利用してください。

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語学留学コース

一般英語コース General English/Intensive English

語学学校の基本となっているコースで、日常生活で使う実践的な英語をリーディング、ライティング、リスニング、スピーキング、文法という語学スキル全般にわたって総合的に学んでいくもの。学校によっては発音矯正、語彙力強化、文化研究、ビデオ鑑賞など、選択クラスを用意していることもある。基本的なコースなので語学力に関係なくだれでも受講でき、レベルは通常、初級・中級・上級に分かれている。各レベルは学生数に合わせてさらに細かく分けられることもあり、また、英語に慣れることから始める初心者レベルを用意する学校もある。授業時間は学校によって週15~30時間。1年を通して開講しているが、1、2週間単位で受講できたり、コース内容が4週間など短期で1区切りになっていてそれに合わせて入学できたりと、受講スタイルはフレキシブルだ。とにかく語学力をつけたいという人は、まずこのコースから始めよう。通常、どの語学学校にもあるが、大学附属の語学研修機関では設けていないこともある。

進学準備コース English for Academic Purposes

大学など高等教育機関への留学を目指す人を対象にしたもの。大学の授業についていけるだけの語学力をつけることを目的としていて、学習内容は、日常英語といった実際的なことより、アカデミックなものになる。同時に大学の講義ノートの取り方、レポートの書き方、参考書籍の読み方、コンピューターや図書館の使い方など、大学で勉強する際に必用なカレッジ・スキル(スタディ・スキルともいう)も身につける。その高等教育機関の附属語学研修機関で設けている場合が多く、そこでの一般英語コースの上級レベルが大学進学に備えた授業内容になっている場合もある。私立の語学学校で提供していることも少なくない。期間は10~12週間と、その大学の学期制に合わせていることが多いが、4週間単位など短期で開講しているところもある。コース受講には中級や上級レベルの語学力が必要。大学留学を目指す人はもちろんだが、そうでない人でも、アカデミックな語学力をつけたいという場合にはおすすめのコースだ。高校進学準備のコースを設けている学校もある。

試験対策コース Examination Preparation

以下に紹介したような各試験(これ以外の試験対策をする学校もある)を受験するという前提でその試験勉強をするもの。試験対策専用のテキストを使い、過去の出題傾向に沿って演習を重ねていく。スコア・アップや希望レベルへの合格を目指す人はもちろん、英語の総合力をつけたいという人にもいい。中級以上など、一定レベルの語学力が必要。大学附属・私立を問わず多くの語学学校で設けている。

TOEFL(Test of English as a Foreign Language)

アメリカ、カナダの高等教育機関に留学する際にスコアを要求される、英語を母国語としない人を対象にした英語力判定試験。他の英語圏の国でもスコアを受け入れる学校がある。内容は文法、読解、聴解。作文力を見るTWE(Test of Written English)と会話力を見るTSE(Test of Spoken English)もある。

IELTS(International English Language Testing System)

イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの高等教育機関へ留学する際にスコアを要求される、留学生を対象とした英語力判定試験。内容は読解、聴解、作文、会話。 GMAT(Graduate Management Admission Test)ビジネススクールへの進学希望者を対象にした進学適性試験(英語が母国語でない人も受ける)。内容は分析的思考力、数学能力、言語能力。受験はコンピューター化されている。

ケンブリッジ英検(University of Cambridege, EFL Examinations)

イギリス、アイルランドをはじめとするヨーロッパで普及している、英語を母国語としない人を対象とした英語運用能力試験。内容は読解、聴解、作文、会話。5つのレベルがあり合否で評価される。

専門英語コース English for Specific Purposs

特定の職業に必要な語学力やスキルを身につけるもの。ビジネス・秘書、旅行・航空会社、ホテル・レストラン、コンピューター・マルチメディアなど、学校によってさまざまな分野のコースを設けている。最も多いのがビジネス英語で、たとえばビジネス用語、ビジネス文書の読み方や書き方、電話の対応、交渉やプレゼンテーションのしかたなどを実践に則して学ぶ。私立の語学学校で多く設けられているが、特にビジネス英語コースは大学附属でも提供していることがある。受講するには中級以上の語学力が必要。将来その仕事に就きたい人や、専門学校を目指す人がその準備として取るのもいい。すでにその仕事に就いている人でも、専門用語や表現などのブラッシュ・アップになるだろう。また、企業の経営者やエグゼクティブ、法律関連、医療・医薬関連、英語を母国語としない英語教師など、高度な専門職を対象としたプログラムもある。これらは短期集中コースになっていることが多く、現役であること、上級レベルの語学力があることなど入学条件は厳しい。

英語+アクティビティー・コース English plus Activity

一般英語の授業となんらかのアクティビティーを組み合わせたもので、午前中は英語を学び、午後からアクティビティーをするというのが一般的だ。アクティビティーによっては特定の曜日をすべて使い、それ以外の曜日は英語の授業だけという場合もある。基本的には私立の語学学校で設けていることが多く、期間は比較的短期。アクティビティーの種類は実に豊富。スポーツ分野ではゴルフ、テニス、乗馬から、マリン・スポーツ、ウィンター・スポーツ、カルチャー分野では、史跡巡り、美術館巡り、クラフト、フラワー・アレンジメント、料理など。また、サファリ体験、小型機操縦ライセンス取得、熱帯雨林体験といったユニークなプログラムを用意しているところもある。専門のインストラクターが指導にあたったり、その土地のガイドが案内してくれたりと、本格的に学習できるものも少なくない。アクティビティーによっては一定の語学力が必要なものものある。語学力だけでなく、好きなことも上達させたい、勉強も趣味も一緒に楽しみたいという人に最適。

英語+仕事体験コース English plus Work Experience

英語の授業と企業などでの実務体験と組み合わせたもので、私立の語学学校で提供するところが増えている。たいていは1~3ヶ月ほど英語を学び、その後、一定期間、企業で仕事をする。まれに、午前中に英語の授業を、午後は企業に行って仕事をするというケースもある。体験できる仕事は金融やホテル・レストラン、マスコミ関係の企業から、生花店などの小売業、あるいは公的団体などさまざまだ。学生の希望を取り入れ、かつ本人の語学力を考慮したうえで、学校が紹介してくれる。実務体験といっても、基本的には責任ある仕事を任されることはあまりなく、アシスタント的な作業が中心。場合によっては、同分野である程度の実務経験が必要だったり、正スタッフ並の仕事を要求されることもある。お金は支払われないのが普通だ。コース受講には中級以上の語学力が必要。生きた語学力がつくだけでなく現場を実体験できるので、将来その世界で働きたいと思う人は、貴重な経験として生かすことができるだろう。

ティーチャーズ・ホームスティ・コース Teacher’s Homestay

一般家庭にホームステイし、そこで英語の個人レッスンを受けるというもの。一部の私立の語学学校で提供している。指導にあたる教師は、外国人に英語を教える資格をもった人、教えた経験のある人だが、必ずしも現役教師とは限らない。滞在先のホストマザーというケースが多く、まれに自営業者や退職者ということもある。学校の長期休暇中なら現役教師が教えてくれる場合もある。授業時間は1日3、4時間というのが一般的で、期間はだいたい1~4週間。語学レベルを問わず受講できる。学習内容は受講初日に教師と相談して決めることができ、自分の希望をリクエストすることが可能だ。授業以外は自由時間となり、通常のホームステイのように好きなことをして過ごせる。社会人などで、語学学校に通うことに抵抗を感じる人、短期でしか留学期間が取れない人、英語の弱点を徹底的に補強したいという人にはピッタリだ。家庭によっては複数の学生を受け入れてくれることもあるので、友だちと一緒に、あるいは親子で受講してみるのもいいだろう。

バケーション・コース Vacation Course

一般に夏休みを利用して開講されるもので、通常、日中は一般英語の授業、午後や夕方にアクティビティーという組み合わせになっている。私立の語学学校はもちろん、大学附属の語学研修機関でも設けていることが多い。このコースだけ通常とは違う所で開講されることもある。学校によっては16~18歳以上のアダルト・バケーション・コースの他、それ以下を対象としたジュニア・バケーション・コースも提供。アクティビティーは、スポーツ、カルチャー講座、クラフト、小旅行など盛りだくさん。複数のアクティビティーを好きなように体験できるプログラムもある。1~10週間という短期コースなので、本格的に技術をマスターするというより、自由に遊ぶ感覚で体験する(楽しむ)ものが多い。学校によっては一般英語やビジネス英語などを集中的に学ぶプログラムも用意。また、イースター・ホリデーやクリスマス・シーズンにコースを設ける学校もある。留学体験をしたいが長期では時間が取れない、いつもと違った海外旅行をしてみたい、楽しみながら英語を学びたいという人におすすめだ。

ワーキングホリデー・コース Working Holiday Preparation

ワーキングホリデーとは互いの国の若者を対象に、旅行や生活することを通してその国の文化や生活様式の理解を深めるという目的で発足した制度のこと。日本は現在、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランスとのあいだで結んでいて、新たにイギリスでも導入も決まった。この制度を利用して目的国に行くには、ワーキングホリデー・ビザを取得する必要がある。制度の細かい規定は国ごとに異なるが、対象年齢は18~30歳、滞在できる期間は6~12ヶ月。滞在中は旅行やボランティア活動などさまざまな体験ができ、滞在中に資金が不足した場合にそれを補うものとして就労が認められている。(ビザ申請時に十分な資金があることの証明は必要)また、生活に必用な語学力を身につけるという意味で通常、3ヶ月間/12週間を限度に語学学校に通うことができる。
ワーキングホリデーコースは、同制度を利用して渡航している若者を対象にした英語コースで、最近、オーストラリアやニュージーランドの私立の語学学校で提供する学校が出てきている。一般英語コースなど通常のコースでは、3ヶ月という短期間で実生活に役立つ十分な語学力をつけるのはたいへんだが、このコースなら、生活や就労に必用最低限の英語を集中的に学べるので無駄がなく、実際に役立つ率も高い。基本的にまず、あいさつ、銀行での手続き、病院で診察を受ける、アパート探しなど、生活していくうえで最低必用な会話から始まり、その後、国内旅行会話、仕事の探し方や申し込みのしかた、英文の履歴書の書き方、面接のポイントや身だしなみ、その国で仕事をするうえで必要な知識、仕事に必要なコンピューター技術などを学んでいく。仕事探しのアドバイスなどももらえるだろう。同制度を利用する人には絶対おすすめのコースだ。

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長期語学留学のポイント

Academic Yearコース

長期留学ご希望の方には、お得なセットコース このコースを持つ学校の多くはアカデミック校と呼ばれ、長期的なカリキュラムに基づいた、しっかりとした授業を行っているケースが多く、授業料+滞在費のセット料金になっており、リーズナブルな価格設定になっています。入学時期が年3~4回(1月・4月・9月)に設定されていることが多いので出発時期は要注意。滞在期間だけを短くするなど、アレンジできるものもあるので確認が必要。

オンキャンパス校

大学のキャンパス内にある語学学校をこう呼びます。一般的なオフィースビルにある語学学校と比べ、大学の恵まれた環境・設備を使え、現地学生との交流機会も多く「留学の王道」と呼ばれています。アメリカではポピュラーですが、その他の国では探すのが難しいのが現状です。

インターンシップ(企業研修)

最近最も人気のある留学形態。長期間の学習で習得した英語力を実践の場で確認でき、それ以外にも実社会の現場に触れることで、いろんな意味で学ぶことが多いお薦めの留学タイプです。多くの学校で実施されていますがアレンジ力に大きな差があるので要確認。

転校制度(2都市留学)

留学先はどれだけ事前に情報を取ったとしても、残念ながら、その相性は行ってみないと分からないというのが実状です。もし合わなかった場合のことを考えると、転校できるかどうかは重要なポイントです。また、意図的に2つの魅力的な都市での留学をプラン化することも可能です。

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ワーキングホリデー制度

海外で働くことの意識

21世紀を向え、グローバルボーダーレスな社会となった今、ビジネスの現場でも国際感覚を身につけた人材を求める企業が多くなってきています。また、学生時代から海外旅行を経験し、海外で暮らしたい、働いてみたいと考える若者も年々増加傾向にあります。
ところがワーキングホリデー制度などを実施している国を除いて、外国で就労ビザを取得するのは大変難しく、どの国に行っても職に就けるというわけではありません。また言葉の問題、その国の文化や生活慣習の違いなど、実際に外国で暮らし、働くには様々なハードルもあります。それでも、文化を異にする国々で積極的に交流し視野を広げ、どこまで自分が通用するのか試してみる、ということは大変有意義なことです。その経験を将来どう生かしていきたいのかをしっかり見つめて挑戦してください。

ワーキングホリデー制度とは

日本と各国政府間協定により生まれた制度で、それぞれの国の若者が休暇を活用して互いの国の生活慣習や文化への理解を深めることを目的としています。滞在できる期間は国によって若干異なりますが、6ヶ月から1年間、旅行費用などの資金を補う目的で、滞在しながら付随的に働くことを認めている点が特徴です。
この制度は1980年オーストラリアとの間で発足、1985年にはニュージーランド、1986年にはカナダが、1999年には韓国・フランス、さらに2001年にドイツ・イギリスが加わりました。利用者は日本からだけではなく、相手国からも来日しています。毎年1万人以上を越える若者がこの制度を活用しています。

ビザ申請の為の条件は

日本国籍を持っていること。
有効な日本のパスポートを持っていること。
相当期間、現地での生活をまかなえる資金を持っていること。
一定期間、主に休暇を過ごすことを本来の目的で渡航する事。
独身者、または子供を同伴しない既婚者であること
年齢は基本的に18歳から30歳まで。
健康で、健全な経歴を有すること。

資金はいくら必要か

ビザ申請時に必要な預金残高証明については、オーストラリア・ニュージーランドの場合、本人名義で50万円以上。これには往復航空運賃はふくまれません。カナダは、往復航空券と併せて50万円以上。すでに往復航空券を購入済みの場合は、その代金を差し引いた金額の残高証明書と航空券代金の領収書などを添えて提出します。 そのほかに、海外旅行傷害保険に加入したり、現地で語学学校に通う場合の授業料、生活費、予備のお金などを加えると、トータルとして約100万円は必要になります。

どんな仕事があるのか

近年各国では失業率が高くなっており、希望の職種に就けるとは限らないのが現状です。どうしてもやりたい仕事があるのなら、根気強く探す努力を、仕事の種類に関わらず、ある程度の語学力は必要不可欠です。 一般的に共通して常時求人があるのは、日本食レストランのウェイター、ウェイトレス、ホテルの日本人デスクスタッフ、免税店やお土産店の販売員、旅行会社のツアーガイドなど日本人観光客相手の仕事が中心です。また、牧場や農場などでは収穫時期に作業員を募集しています。ただし、ワーキングホリデーにおける就労はあくまでも滞在中の資金を補う為の付随的なもの、オーストラリア・ニュージーランドでは3ヶ月以上同じ雇用主のもとで働くことを禁止する制限を設けています。

住居はどうするか

住居は一人暮らしを望むか、数人で部屋をシェアするのか、また予算などによっていくつかの形態が考えられます。探し方としては地元新聞や日本語情報誌、ワーキングホリデー向けの情報センター、語学学校や日本食品店の掲示板、不動産などで探すことができます。

ホームステイ

ビザ申請時に必要な預金残高証明については、オーストラリア・ニュージーランドの場合、本人名義で50万円以上。これには往復航空運賃はふくまれません。カナダは、往復航空券と併せて50万円以上。すでに往復航空券を購入済みの場合は、その代金を差し引いた金額の残高証明書と航空券代金の領収書などを添えて提出します。 そのほかに、海外旅行傷害保険に加入したり、現地で語学学校に通う場合の授業料、生活費、予備のお金などを加えると、トータルとして約100万円は必要になります。

ユースホステル

ホテルよりも宿泊費が割安で、世界各国からやってきた若者が集まっているので、友達を作ることができる、情報交換できるなどの利点もあります。現地について落ち着き先が決まるまでの間に利用するという人がほとんど。また「ゲストハウス」と呼ばれる宿泊施設は、ユースホステルより若干割高ですが、比較的清潔で安全です。シャワー、トイレ、キッチンなどは共同。

フラット

日本で言うアパートです。家具付き、家具なしの2タイプがあり、長期滞在向き。契約時に約1ヶ月分の保証金が必要になります。特に都市部ではベッドルームが2つ以上の部屋を数人でシェアするのが一般的で(一軒家をシェアする場合も多い)、経済的な負担が軽くなる点がいちばんのメリット。シェアするときは保証金や共同で購入するもの、光熱費などの負担をどう分担するかはっきり決めておきましょう。領収書は必ず保管しておくこと。

ポイントはココ!

■ワーキングホリデービザ

ワーキングホリデー留学する場合には必ずワーホリビザが必用となります。現在ワーホリビザを発給している国は、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、フランス、イギリスなどの国があり、取得条件として年齢30歳まで、1人、1国に、1度限りの申請が可能です。特に注意が必要なのはそのビザの取得の可能性と発給時間です。イギリス、フランスなどは募集人数が少なく、申請をしても取得できる確率は非常に低く、カナダでは前年度申請募集があり、発給がその翌年になり今すぐ行きたくても1年近く待たなければなりません、その点AU、NZはほぼ間違いなく取得でき、取得時間も申請から2~4週間ですぐに入手できます。ワーホリ留学を希望されている方は学校選びに入る前、ビザを取得してからアクションをおこすことをお奨めします。

※2002年度よりカナダのワーホリビザの申請方法が変わりました。前年度申請は必要なく、AU、NZと同様に申請後、2~4週間で即取得が可能です。

■日本人

語学留学をされる場合、日本人との適切な距離、関係を保つことは非常に重要です。日本人同士でくっついてると間違いなく語学力は伸びません。できれば日本人の少ない都市、学校を選ぶことをお奨めしますが、ワーホリの場合はそうはいきません。仕事、フラットを探す場合、まず彼らの持っている情報は非常に有効です。これを上手く生かさないと当面の仕事にありつくことや条件の良い住居を探すことが非常に困難になります。また、日本人の少ない都市では日本語を話せるというメリットが生かせませんので、これまた苦労してしまいます。この辺の事情をよく理解した上で都市選びをおこないましょう。

■語学学校

ワーホリ留学の場合は3ヶ月以内の語学学習が認められていますが、必ず行く義務はありません。しかし、最低でも1ヶ月ぐらいの通学をお奨めします。上記「日本人」と重なる問題ですが、ワーホリ最大の課題である職探しにおいて学校で得る情報、人脈は非常に重要です。これなしでいきなり仕事を見つけるのは限りなく困難であることを覚えておいてください。また、少しでも英語力を伸ばしておくこと、ホームステイを一度は経験すべきことなどから考えても、学校へは必ず通うようにしてください。

■コース

ワーホリメーカの多い都市(シドニー、オークランド、バンクーバなど)では学校もかれら向けのワーホリ専用コースを用意しています。このコースではワーホリ留学中の生活で必用なノウハウを伝授してくれます。(例えば銀行口座の開設方法、履歴書の書き方、アパート契約の注意、税金の払い戻しなど)このコースで学んだことは非常に役立ちますので、このようなコースの有無に注意し学校を選んでください。

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出発準備スケジュール

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